このところ、ずっと下ばかりを見て草取りをしています。
それも、庭にあるはずのない「稗(ひえ)」の種が津波によって運ばれたものです。
今日も涼しいうちにと、朝食後すぐに薮の側で抜いていると、
トコトコトコ、トコトコトコ
と上から聞いたことのない音がします。
あれっ?と思いどこだろうと少しずつ近寄り見上げると、雀程の小さな鳥が木を嘴でつついていたのでした。
体が小さいわりには音はしっかり聞こえたので、嘴の強さに驚きました。
暫く見つからない様に見入っていました。
とてもかわいい「きつつき」の様でした。
早速調べてみると、きつつきは渡り鳥ではなく一定の地域に縄張りをつくり一年中暮らす鳥のようです。
この家に生まれて60年が過ぎましたが、我が家できつつきを見たのは初めてでした。大地震で我が家の薮の生態系も少し変わったようです。
私の父が昔、同じく草取りをしていたときにみつけた「百舌鳥(もず)」の様子を何とも愛おしそうに話していたのを思い出します。
私も父と同じくらいの歳になり、新しい小さなお友達が出来たようです。
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還暦の誕生日
私が7つの時、祖母は60歳でした。
いつも身を構い、凛とした美しい祖母でしたが、7つの子供にとって、随分お年寄りに見えました。
今、孫の日向は6歳です。私をどんな風に見ているのでしょうか。 -
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田んぼに足元を付ける。
田んぼに足元を付ける。
つまり、長靴を履いて泥の中に入るとそれだけでシュワシュワッというか、プクプクというか、小さな泡が地中から出てくる音がします。「あっ、田んぼが息をしている」と実感させられます。 -
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